今思い出した。

今日、ラジオを聞いて、ずっとネタにしようと思っていたのをやっと思い出した。
九州の方で、第二次大戦中にアメリカ軍の飛行機が墜落。
落下傘で一命を取り留めた兵士が、民間人によって殺されたのを戦争の悲劇として語り継ごうという話だったけど・・・。
何か、話を聞いて、まるで民間人=日本人が悪者っぽく聞こえて嫌だったなぁ。
戦争中ならそう言うこと当たり前じゃない?
まして敵国の所に落ちたんだもの、助かる可能性は無いと考えるのが普通じゃなかろうか?
それを何を大げさな・・・。
民間人も”こいつのせいで息子が殺された・・・!”と血が出るような言葉を吐きかけて殺したそうな。
戦争は、そんなもんだろう。
恨み辛みを生むのが戦争、争いなのだ。
嫌ならば、争わない道を模索するしかない。
でも、あの語り方は嫌だな・・・。
マジで日本人が悪役に聞こえる。
まして、その話を訳の分からぬガキに聞かせるのだ。
感想は、思った通りアメリカ兵に同情し、戦争は怖いみたいな、やってはいけないみたいな平凡な感想が多かった。
10人くらいの兵隊の死でそんな感想ならば、その10人くらい殺された国の兵士によって自分の国の非戦闘員が何十万人と殺された事実はどうなるんだろう?
私は、ガラスのうさぎという話を最後まで読めず、抜粋の抜粋で涙した記憶がある。
悲しすぎて読めなかった。
だって、防空壕に入って持っていったガラスのうさぎの置物が高熱によって溶けてしまうんだよ?
もう、悲しくって悲しくって・・・。
戦艦など好きだけど、あくまでデザインやこういう力があるというデータ上で好きなだけだ。
実際、戦って欲しくないし、人が死ぬのは嫌だ。
戦争は、言うまでもなく最悪だ。
人に読み聞かせて貰って、片鱗を見るだけでなく、自分なりに真実を探して欲しいなとラジオを聞いて思った。